フィギュアGPシリーズ2026きょう放送開始 松岡修造&川﨑桜が選手の進化に迫る
フィギュアGPシリーズ2026きょう放送開始 松岡修造&川﨑桜

フィギュアスケートの「グランプリシリーズ2026」が23日に開幕し、きょう24日からテレビ朝日系列で放送が始まる。ミラノ・コルティナ五輪の熱狂を経て、日本フィギュア界は新たな4年間に向けて動き出した。開幕戦のフランス大会には、五輪女子シングル銅メダリストの中井亜美選手をはじめ、三浦佳生選手、山本草太選手、青木祐奈選手らが出場する。

松岡修造と川﨑桜が選手の思いに迫る

先日15日に行われた「2026/2027シーズン フィギュアスケート記者会見」では、テレビ朝日「フィギュアスケート グランプリシリーズ/ファイナル」メインキャスターの松岡修造さんと、フジテレビ系フィギュアスケートスペシャルキャスターの乃木坂46・川﨑桜さんが選手たちの思いに迫った。会見では、五輪メダリストとして迎える新シーズンへの覚悟や、ジャンプの進化、新たな表現への挑戦、これまでとは異なる練習方法などが語られた。

中井亜美、三浦佳生、佐藤駿の進化

五輪銅メダルの中井亜美選手は、昨シーズン優勝したフランス大会で2年連続優勝を目指す。今シーズンはショートプログラムでの新たな表現に力を入れており、振付師と細かな動きまで確認し、手の使い方なども映像で見返しながら表現の幅を広げているという。

三浦佳生選手は、今シーズンのテーマに「多重人格」を掲げ、フリーのプログラム「ジキルとハイド」で相反する二面性を表現する。世界トップスケーターのイリア・マリニン選手の父のもとでの練習経験にも言及し、スピードに頼らずジャンプを跳ぶ練習で精度が向上したと手応えを語った。昨シーズンの悔しさを糧にメンタルトレーニングにも着手している。

佐藤駿選手は、自分自身に打ち勝ちたいという思いを語り、今季はスピンの強化に注力。昨シーズンのスピンでの取りこぼしを振り返り、指導者とともに練習時間を増やし、回転数も意識するなど細部の精度向上に取り組んでいる。

千葉百音、山本草太、青木祐奈の新たな表現

世界選手権銀メダリストの千葉百音選手は、ショートプログラムで「007」の世界観に挑戦し、強くクールなボンドガールを演じる。フリーの「月の光」ではコンテンポラリーダンスの要素を取り入れた複雑な振付に挑戦する。

山本草太選手は「イメチェン」をテーマに、力強く格好いい世界観へ挑戦。青木祐奈選手は、シルク・ドゥ・ソレイユの音楽を使用するフリーで、会場の上層階まで伝わる迫力ある演技を目指している。

島田麻央、中田璃士がシニアGPデビュー

第2戦のカナダ大会では、世界ジュニア選手権4連覇の島田麻央選手と同大会2連覇の中田璃士選手がシニアのグランプリシリーズデビューを迎える。島田選手は、今季すべての大会でショートプログラムにトリプルアクセルを組み込むことを目指し、4回転ルッツの習得にも少しずつ取り組み始めている。中田選手は「限界突破」をテーマに、ウォーミングアップやオフアイストレーニングも見直し、日々の練習から全力で取り組む決意を語った。

放送日程とファイナル

シリーズは世界6カ国で全6戦行われ、各種目上位6選手(組)が12月に中国・重慶で開催されるグランプリファイナルへ進出する。テレビ朝日系列では、きょう24日午後1時30分から女子ショートを放送。翌25日には男子ショート・女子フリー、男子フリーを放送する。ファイナルは12月10日から13日まで4夜連続で放送される。