中国で気象災害相次ぎ10人死亡、湖北省で8人・広西でダム決壊
中国で気象災害相次ぎ10人死亡、湖北省で8人

中国中部と南部で相次いで発生した気象災害により、少なくとも10人が死亡した。国営メディアが2026年7月7日に伝えたところによると、湖北省では激しい雷雨と強風により8人が死亡、275人が負傷。南部の広西チワン族自治区では大雨と洪水で2人が死亡し、ダムが決壊する被害が出た。

湖北省を襲った激しい雷雨と強風

中国国営中央テレビ(CCTV)の報道によれば、湖北省では7月6日、大気の状態が急激に不安定となり、広範囲で荒天が発生。黄石市や黄岡市などを雷雨と強風が襲い、8人が死亡した。一部の地域では竜巻も報告され、現在も1人が行方不明となっている。

中国国営の新華社通信は、7日朝の時点で黄岡市黄州区においてこの悪天候により275人が負傷したと報じた。負傷の程度などの詳細は明らかにしていない。当局はこれまでに408人の住民を安全な場所へ避難させたという。新華社は「現在も救助および救援活動が続けられている」と伝えている。

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広西チワン族自治区ではダム決壊

南部の広西チワン族自治区では、台風10号(アジア名:メイサーク)による大雨と洪水で少なくとも2人が死亡。6日夜の時点で、当局は少なくとも4万8000人の住民を避難させた。同自治区南寧の当局は、豪雨によってダムが決壊したことを受け、洪水の警戒レベルを最高水準に引き上げた。

CCTVが共有した映像には、決壊したダムから泥水が激流となって押し寄せる様子が捉えられていた。また、同自治区の他の場所では、民家や車が一部水没している様子も確認された。

気候変動との関連性

科学者らは、化石燃料の排出による地球温暖化に伴い、世界的な異常気象の規模と頻度は今後さらに増大すると警告している。中国は世界最大の温室効果ガス排出国である一方、再生可能エネルギーの分野で世界をリードする主要国でもあり、2060年までにその巨大な経済規模でカーボンニュートラルを目指している。

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