熊本県八代市の小野泰輔市長は29日、令和8年熊本地震で新庁舎の地下にある免震装置の一部が損傷したことを明らかにした。旧庁舎は2016年の熊本地震で被災して建て替えられ、2022年に完成。建設に携わった準大手ゼネコン「前田建設工業」(東京)などに鑑定を依頼したという。
免震装置の損傷状況
同日の市災害対策本部会議の後、報道陣の取材に応じた小野市長は「地下を見てみると免震装置がずれてひしゃげている。相当大きな衝撃があった」と述べた。その上で、「もう一回、本震のようなものがあった時に耐えられるかを考えなければならない」とし、状況によっては庁舎とは別の場所に「司令塔機能」を移す選択を示唆した。
収賄事件の背景
新庁舎を巡っては今年5月、同社を含むJV(共同企業体)が受注できるよう市幹部に働きかけた見返りに現金6000万円を受け取ったとして、市議らがあっせん収賄容疑で逮捕、起訴されている。



