2024年も残すところあとわずか。東洋経済オンラインはこの1年間に配信した記事の中から、特に読者の注目を集めた写真ニュースを41本厳選した。政治、経済、社会、国際情勢に至るまで、様々な分野で大きな動きがあった一年を象徴するショットが並ぶ。
政治・経済の転換点を捉えた一枚
2024年は、国内外で政治・経済の大きな転換点となる出来事が相次いだ。例えば、ある中央銀行の新総裁就任会見では、金融政策の方向性が問われ、市場関係者が固唾をのんで見守る様子が伝わってくる。また、主要国の首脳が集まる国際会議では、歴史的な合意が成立し、その瞬間を捉えた写真が話題を呼んだ。
国内に目を向ければ、長期化した物価高騰の影響で、消費者の生活防衛意識が一段と強まった。スーパーマーケットの特売コーナーに殺到する人々の姿は、家計の厳しさを如実に物語る。一方、企業業績は総じて堅調で、過去最高益を更新する企業も相次いだ。ある大企業の株主総会では、経営陣が今後の成長戦略を力強く語る姿が印象的だった。
社会・自然の脅威と人間の営み
自然災害も記憶に新しい。元日に発生した能登半島地震では、倒壊した家屋や避難所で過ごす被災者の姿が報じられ、日本中に衝撃を与えた。復旧・復興への道のりは依然として長い。また、記録的な猛暑や豪雨など、気候変動の影響とみられる異常気象が各地で観測され、その被害状況を伝える写真も多く掲載された。
社会面では、長年続いたある宗教団体の問題がついに決着し、その関係者の表情を捉えた写真が注目を集めた。また、芸能界やスポーツ界でも大きな話題があり、ある人気俳優の結婚発表や、若手アスリートの国際大会での活躍など、明るいニュースも読者の関心を引いた。
国際情勢の緊迫と希望
国際面では、ウクライナ戦争が長期化する中、停戦交渉の動きも一部で見られたが、戦闘の激しさを伝える写真は依然として多い。一方、中東では新たな和平の枠組みが模索され、歴史的な握手の瞬間をとらえた一枚は、世界に希望を与えた。
アジアでは、中国経済の減速が鮮明になり、上海の株式市場で売り注文が殺到する様子を伝える写真が衝撃的だった。また、韓国では政治スキャンダルが再燃し、ソウルで大規模なデモが行われるなど、民主主義の揺らぎを感じさせる場面もあった。
科学技術の最前線
科学技術分野では、宇宙開発が活況を呈し、日本の民間企業が打ち上げた小型ロケットの打ち上げ成功の瞬間を捉えた写真が話題を呼んだ。また、人工知能(AI)の進化は目覚ましく、最新のヒューマノイドロボットが人間と自然にコミュニケーションをとる様子を伝える記事に多くの読者が驚嘆した。
医療分野では、iPS細胞を使った再生医療の臨床研究が新たな段階に入り、治験の様子を報じた写真が希望の象徴として注目を集めた。気候変動対策では、日本政府が発表した新たな温室効果ガス削減目標の記者会見の場面が切り取られた。



