水浸しの都市の脆さ、千葉豪雨の重い教訓 産経抄
水浸しの都市の脆さ、千葉豪雨の重い教訓

愛知県は370平方キロメートルで1位、東京都は124平方キロメートルで4位。何かというと海抜ゼロメートル地帯の面積である。東京の場合、多くは江東区や江戸川区など荒川沿いの地で、仮に堤防が破れれば巨大な湖ができることになる。

ハザードマップが示す浸水リスク

江東区のハザードマップによれば、3メートル以上の浸水被害に遭う地域が多く、水が引くのに2週間以上かかるという。最大規模の雨量や排水設備の故障などを想定した計算ではある。とはいえ水浸しになった都市は、足腰が極度に弱ることが分かる。

千葉豪雨が示した現実

千葉県を襲った記録的な大雨は、その実例だろう。水害、停電、交通網の麻痺(まひ)…。成田空港では移動手段をなくした大勢の旅行客らが一夜を明かし、県庁は帰宅困難者の受け皿となった。大雨と土砂災害の危険度を知らせる防災情報では、初めて「レベル5」の特別警報が出た。

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