初盆を迎えた故人の霊を送り出す伝統行事「精霊流し」が15日、長崎県内各地で行われ、思い思いに飾られた精霊船が流し場へと運ばれた。
長崎市中心部では爆竹とドラの音が響く
長崎市中心部では、夕方から爆竹やドラの音が鳴り響く中、故人の写真などが飾られた精霊船が街中に姿を見せた。法被姿の親族や友人らが船を引いたり、担いだりして長崎港近くの流し場に向けて歩き、沿道から多くの人が見守った。
県警交通規制課によると、警察の道路使用許可が必要な全長2メートル以上の精霊船は、14日午後4時時点で県内で610隻の登録があり、このうち長崎市内は357隻だった。
島原では32隻の精霊船が有明海へ
島原市でも15日夜、精霊流しが行われた。わらと竹でつくった船に切子灯籠を乗せるのが島原の精霊流しの特徴だ。今年は32隻の精霊船が、「ナマイドー」のかけ声と共に町内を巡り、湊新地や猛島海岸の流し場から有明海へと流された。



