熊本で震度7、イオンモールで爆発 多数閉じ込め
熊本で震度7、イオンモールで爆発 多数閉じ込め

2026年7月28日午後6時頃、熊本県を最大震度7の地震が襲った。嘉島町の商業施設「イオンモール熊本」で爆発が発生し、2階部分が崩落。多数の人が閉じ込められているとみられ、消防が救助活動を続けている。

上益城消防組合消防本部によると、イオンモール熊本に関する複数の通報が相次いだ。総務省消防庁などによると、2階部分が崩落し、多くの人が中に取り残されているとみられる。施設は2005年に開店。延べ床面積は約12万平方メートルで、飲食店や映画館などが入る。

目撃者が語る爆発の瞬間

タクシー運転手の男性(70)は、イオンモール熊本近くに停車中、「ボーン」という爆発音と地鳴りを聞いた。外壁が吹き飛び、車内は一瞬で真っ白になったという。駆け寄ると、がれきで足の踏み場もない状態だった。建物は東西50メートルほどにわたって骨組みがむき出しになっていた。

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熊本市の男性会社員(27)は地震発生時、イオンモール熊本の1階の店舗にいた。膝から崩れ落ちるほどの大きな揺れが10秒ほど続いたという。店員の誘導で外に避難し、車で離れた後に大きな爆発音が聞こえた。「知り合いの従業員の安否はわかっていないし、夏休みで子ども連れも多かった。無事でいてほしい」と話した。

広範囲に及ぶ被害

震度6強を観測した八代市内のガソリンスタンドの男性マネジャー(59)は、地面にはいつくばって揺れに耐えた。近くの日本製紙八代工場の煙突が折れていたという。同市のホテル従業員(46)は「激しい横揺れが1分弱続き、立っていられなかった」と声を震わせた。

益城町の集合住宅で暮らす男性(75)は、妻と自宅で地震に遭遇し、テレビや茶わんが床に落ちて壊れた。同町では10年前に震度7を観測しており、「当時を思い出し、今も足がガクガクと震えたままだ。本当に恐ろしい」と語った。

避難所に指定されている熊本市総合体育館では、天井パネルの一部剥離や空調設備の故障が発生。天井崩落や熱中症の危険があるとして、避難者の受け入れを中止した。

震度7を記録した氷川町では、空き家や古民家が多数倒壊。特別養護老人ホーム「早尾園」では、建物やキャビネットが倒れ、利用者や職員計十数人が切り傷や打撲などの軽傷を負ったが、重傷者はいなかったという。

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