岩手県北地域の遺跡出土品を紹介する「北いわて縄文カード」に、キラキラと輝くホログラム加工を施した「キラカード」が登場した。一戸町の「御所野遺跡」の世界文化遺産登録5周年を記念した取り組みで、限定3900枚を同町の御所野縄文博物館で配布する。
鼻曲り土面の魅力
キラカードに描かれているのは、同町の蒔前遺跡で出土した国指定文化財の「鼻曲り土面」。同館によると、鼻が曲がった人の顔を模した面は北東北で珍しい。角度により表情が違って見えるのも魅力で、人気の展示品という。
県は1月末から同館を含む県北5か所で各1000枚の縄文カードを配布してきた。世界遺産周遊の拠点となる同館は多くの人が訪れることから、鼻曲り土面のカードは約3か月で品切れとなっていた。
限定カードの応募方法
今回は、キラカードとして刷新した鼻曲り土面や、九戸村で配布する「石匙」など全5種類を集めて県ホームページから応募すると、先着100人に「羽付き縄文人」の限定キラカードが贈られる。県二戸地域振興センターの五十嵐純子特命課長は、「青森から岩手にかけて、縄文時代に栄えた場所を巡るきっかけになれば」と期待している。
鼻曲り土面のカードは、同館の有料展示室(一般300円など)のチケット購入者に配布する。



