熊本地震の被災地で熱中症疑いの搬送相次ぐ 震度6強以上の地域で少なくとも80人に
熊本地震の被災地で熱中症疑いの搬送相次ぐ 震度6強以上の地域で少なくとも80人に

熊本県で最大震度7を観測した地震では、35度以上の猛暑日を記録するなど厳しい暑さが続く被災地で、熱中症やその疑いで搬送される人が相次いでいる。3日には40度以上の酷暑日も予想され、被災者の健康リスクが高まっている。

読売新聞が震度6強以上を観測した自治体を管轄する4消防に取材したところ、地震発生の7月28日から8月1日までの5日間で少なくとも計80人を搬送した。自宅の片付けや車中泊をしている際に体調を崩す事例が目立つ。八代市と震度7を観測した氷川町は救助対応などで集計できていない日があり、実際の搬送人数はさらに多いとみられる。

避難生活の中での健康不安

氷川町で自宅が倒壊した会社員(33)は、母(67)と敷地内でテントを張り避難している。「猛烈な暑さの中で片付けをし、心身に疲れがたまっている。体調が心配だ」と話す。

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宇城市の避難所で健康観察を行った泉川病院(長崎県)の泉川卓也院長は、熱中症疑いの被災者約40人に処置を行った。「いつも以上に水分摂取を徹底してほしい」と呼びかけた。

暑さ対策と宿泊施設の確保

熊本県は避難所のスポットクーラーの配備などを進めている。国土交通省は1日、ホテルなど73の宿泊施設を確保したと明らかにした。2200人規模を収容できるという。

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