新潟県内4件が国の登録有形文化財に答申 もみじ幼稚園園舎など
新潟県内4件が国の登録有形文化財に答申

国の文化審議会は17日、新潟県内の建造物4件を国の登録有形文化財(建造物)とするよう文部科学相に答申した。正式決定されれば、県内の登録有形文化財は計586件となる。

新潟市江南区の2件と1件

新潟市江南区では「伏見家住宅土蔵」と「伏見家住宅外蔵」の2件が答申された。伏見家住宅土蔵は1901年(明治34年)建築の旧造り酒屋の蔵で、外壁には漆喰を塗り重ねた家紋が描かれ、旧家の家格にふさわしい重厚な意匠が特徴。外蔵はかつて米蔵として使われ、地域の歴史的景観を構成している。

同区の「星家住宅主屋」は、阿賀野川と小阿賀野川に挟まれた高地に位置する。明治後期建築の木造平屋建てで、ケヤキの鴨居や書院造りの奥座敷には高品質な建材が使われ、規範となる近代和風住宅を伝える。

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上越市の教会堂と幼稚園舎

上越市の「日本聖公会中部教区高田降臨教会教会堂及びもみじ幼稚園園舎」は、1938年(昭和13年)完成の教会堂と幼稚園舎の複合建築。設計は、国内で多くの大学や教会を手がけた米国人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの事務所。八角形の塔や尖頭アーチ窓など、洗練された意匠が目を引く。

教会堂では現在も礼拝が行われ、地域住民に親しまれている。もみじ幼稚園の諸岡研史園長(74)は「見学もできるので気軽に訪れてほしい」と話した。

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