環境省は14日、千葉市美浜区で開催中の音楽フェス「サマーソニック」の会場に、福島県内の除染で生じた土壌の再利用への理解を促す展示ブースを設置した。同省環境再生グループの内藤壮司参事官補佐は「除染土の復興再生利用について国民の理解を広げていきたい」と述べ、クイズなどを通じて安全性をアピールした。15、16日も出展する。
中間貯蔵施設の現状と最終処分の期限
原発近くの中間貯蔵施設には現在、東京ドーム11個分(約1400万立方メートル)の除染土や廃棄物などが保管されている。法律で令和27年3月までに福島県外での最終処分を行うことが定められており、保管分の4分の3にあたる放射能濃度が基準より低い土は、公共工事などでの再利用が見込まれている。
来場者の反応
ブースには、親子連れや若者など幅広い世代が訪れた。宇都宮市の会社員、亀田未夢さん(20)は「(除染土は)危ないと思っていたが安全だと知ることができた」と理解を深めていた。



