東京都市長会は29日、多摩地域の27市町が災害時に使う避難者名簿の様式を統一し、スマートフォンなどで入力できるようにすると発表した。これまで避難所で入力する情報は統一されておらず、自治体にとっては住民の避難状況が把握しにくく、情報提供や支援に課題があったという。
名簿の記載事項と全国初の試み
名簿には氏名(カタカナ)や住所、生年月日、連絡先のほか、配慮すべき事項、不足物資、ペットの状況などの記入欄を設ける。国は名簿の記載事項の統一的な様式は示していない。市長会は「市町村などの基礎自治体が多数連係して様式を統一する試みは全国で初めて」としている。
従来の手書きからスマホ入力へ
従来、多くの避難所は手書きで名簿を記入していた。今回の統一により、スマートフォンで二次元コードを読み込み、避難者の情報を送信できるようになる。これにより、自治体間での情報共有が円滑になり、避難者の状況把握や支援の迅速化が期待される。