カナダ山火事の煙が米国を直撃、サッカーW杯決勝への影響懸念
カナダ山火事の煙が米国直撃、W杯決勝懸念

カナダや米ミネソタ州北部から押し寄せている山林火災の濃い煙が、米国全土を覆い、17日には大気汚染警報が発令された。19日にニューヨーク郊外で開催されるサッカーW杯北中米大会決勝への影響が強く懸念されている。

デトロイトが世界最悪の大気汚染都市に

大気質観測会社IQAirによると、米中西部ミシガン州デトロイトは引き続き世界で最も大気が汚染された都市のトップとなった。首都ワシントンとイリノイ州シカゴも僅差で続き、当局は不要な屋外滞在を控えるよう警告している。

W杯決勝会場のニュージャージー州も影響

19日に行われるW杯決勝の会場があるニューヨークに隣接するニュージャージー州では、都市圏の大気質が「敏感なグループにとって有害」なレベルに達している。ただし、煙霧でマンハッタンのビル群がほとんど見えなくなった16日と比較すると改善している。しかし、米国立気象局(NWS)は、同日夜間から18日朝にかけて煙が再び濃くなる可能性があると警告した。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

ホワイトハウスと気象学者の見解

米ホワイトハウスのW杯特別タスクフォースを率いるアンドリュー・ジュリアーニ氏は、大会主催者が「綿密に(状況を)監視している」とブリーフィングで述べた。米気象局の気象学者ピーター・マリナックス氏はAFPに対し、五大湖上空の風がさらに多くの煙を米北東部へ押し出す可能性があり、空がかすんだ状態が続く恐れがあると語った。同氏によると、同地域の予測ではある程度の改善が見込まれているという。「今日試合を行う場合ほどには、(19日は)大きな影響はないはずだと信じています」とマリナックス氏は述べた。

トランプ大統領がカナダ当局を非難

米国のドナルド・トランプ大統領は、17日時点で200件以上の火災が制御不能な状態で燃え広がっているとしたカナダの当局を激しく非難し、この大気汚染について「全く受け入れられない」と述べた。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ