東大理Ⅲ合格者が実践「問題解いた後はぼーっとする」勉強法の効果
東大理Ⅲ合格者が実践「ぼーっとする」勉強法の効果

東京大学理科三類(理Ⅲ)の合格者たちが実践してきたという「意外な勉強法」が注目を集めている。それは、問題を解いた後に「まずぼーっとする」というもの。一見すると無駄な時間に見えるこの行為が、実は最も効果的な学習方法の一つであるという。

「ぼーっとする」時間が脳を活性化する

一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事で『ドラゴン桜2』編集担当の西岡壱誠氏によると、この「何も見ないで頭の中で思い浮かべる勉強法」は、近年「アクティブリコール」として知られる学習法に該当する。現代のスマートフォン世代は、常に情報をインプットし続ける「インストール過多」の状態にあるが、あえて情報を入れない時間を作ることで、脳内に知識を定着させやすくなるという。

西岡氏は「何も情報をインストールしない時間で頭の中で思い浮かべるのは、脳に情報を染み込ませるのに最適な勉強法」と指摘する。

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「地頭がいい」人たちの共通点

外から見ればペンも動かさず、本も開かず、ただ椅子に座っているだけに見える時間。しかし、その人の頭の中では、新しく得た知識が既存の知識と結びついたり、整理されたり、あるいは「ここがまだ理解できていない」と自己診断されたりしている。世の中で「地頭がいい」と呼ばれる人たちは、無意識にこの時間を多く持っているという。

具体的には、電車の中、お風呂の中、寝る前の数分間など、何もしていないように見える時間に、彼らはさっき読んだ内容や今日の出来事を頭の中で反芻している。西岡氏は「特別な才能がなくても、この『ぼーっとする時間』を意識的に取るだけで、頭の働き方は確実に変わる」と強調する。

実践方法はシンプル

この勉強法の実践方法は極めてシンプルだ。スマートフォンを置き、本を閉じ、ノートもしまい、目を閉じる。そして、たった今学んだことについて、自分の頭の中だけで考える。たった数分のこの行為が、学習効果を飛躍的に高めるという。

西岡氏は「そのたった数分が、明日のあなたの頭を確実に変えていきます」と述べ、情報過多の時代だからこそ、あえて「何もしない時間」を作ることの重要性を説いている。

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