「社会で活躍する東大生」と「そうでない東大生」の差とは 西岡壱誠氏が見解
東大生の明暗を分ける「あえて考えない」スキル

東大生は基本的に優秀で、問題解決能力も高い。それでも「東大生のくせに、社会に出たら使えない奴がいる」と言われることがある。書籍『地頭力の正体』を7月に上梓した西岡壱誠氏(一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事)が、その違いを私見を交えて語った。

西岡氏は毎年50人以上の東大生と関わり、東大出身の経営者を間近で見てきたという。ただ、これは統計や論文に基づく話ではなく、「いち現場人間のきわめて恣意的な観察」だと断っている。話半分で読んでほしい、というのが西岡氏のスタンスだ。

頭がいい人ほど動けなくなる

東大生のなかには、頭はいいのに遅刻が多く締め切りを守れない「困ったタイプ」も一部いる。だが、そうしたケースを除いても、締め切りを守り、遅刻もせず、頭も切れるのに、なぜか活躍しない人がいる。

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その理由について、西岡氏は「頭がいいから」だと指摘する。知識量が多いと、何も考えずに行動することができなくなる。考える前に「でも、これってこういう問題ありません?」と立ち止まってしまうのが、頭のいい人の特徴だという。

「あえて考えない」スキル

社会で強い東大生は、「あえて考えない」スキルを持っている。一方で、物事をバランスよく考えられることは、必ずしも長所ではない。「バランスがいい」は、たぶん褒め言葉ではないと西岡氏は言う。

強烈な方向性があったほうがいい、というのが西岡氏の見方だ。考えすぎて動けなくなるよりも、方向性を持って進むことが、社会で活躍するためには必要なのかもしれない。

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