4~6歳の幼児48人を対象に、わずか20日間のプログラムを実施したところ、90%の子どもに言語性知能の向上が見られたという研究結果がある。このプログラムで用いられたのは「歌」を活用した知育メソッドだ。知育メソッド協会代表理事の高橋和弘氏は、著書『10歳までにIQを最大化する知育メソッド』(大和出版)の中で、この研究結果をもとに歌の持つ知育効果を解説している。
歌がもたらす脳への影響
研究では、幼児が日常的に歌に触れることで、脳が学習モードに切り替わりやすくなることが示唆された。特に、リズムに乗せて声に出す行為が、脳内の情報ネットワークを強化し、語彙力の向上につながるという。高橋氏は、「歌が好き」という感情が脳を活性化させ、知育の基盤となると述べている。
わずか20日間の音楽で効果が実証
対象となった48人の幼児は、20日間にわたって歌を取り入れたプログラムに参加。その結果、言語性IQに関して9割の子どもに向上が確認された。このことから、歌を活用した学習は短期間でも効果を発揮することが明らかになった。
家庭で実践できる歌の活用法
高橋氏は、日常の中で子どもたちが歌と出会う機会は多く、YouTubeなどのメディアを活用することも提案している。歌詞に関するクイズを出したり、教科別の知識を習得する歌を取り入れることで、楽しみながら知能を伸ばすことができるという。
試験本番での効果も期待
歌で覚えた知識は長期記憶として定着しやすいため、試験本番で緊張した際にも「最強のお守り」として機能する可能性があると高橋氏は指摘している。特に、リズムと共に記憶した情報は、プレッシャーの中でも思い出しやすいという利点がある。
※本稿は、高橋和弘『10歳までにIQを最大化する知育メソッド』(大和出版)の一部を再編集したものです。



