環太平洋大、北海道深川市に農学部設置へ 拓大短大の施設を継承し28年4月開設
環太平洋大、深川市に農学部設置へ 28年4月開設

IPU・環太平洋大学(岡山市)は14日、2027年3月に閉学する拓殖大学北海道短期大学(北海道深川市)の施設を引き継ぎ、2028年4月に農学部(仮称)を設置する構想を発表した。入学定員は80人とする。

深川・岡山・東京の3拠点で学ぶ「多拠点型」

新学部は北海道深川市・岡山・東京の3拠点を活用する「多拠点型」で、学生は最初の2年間を深川市で過ごす。稲作を中心に農業の基礎を学び、農地で実習する。3年次以降は専門分野や進路に応じ、学ぶ拠点を選ぶ。

「稼げる農業」実現へ次世代人材育成

IPUは、日本の農業を取り巻く課題として、気候変動による自然災害や農業従事者の高齢化、担い手不足、食料価格の高騰などを挙げる。「生産から加工・流通・販売・経営までを総合的に学ぶことで『稼げる農業』を実現する次世代の農業ビジネス人材の育成を目指す」としている。

IPUを運営する学校法人創志学園(神戸市)は、私立クラーク記念国際高(本校・深川市)も運営している。拓殖大北海道短大によると、2026年度は農学ビジネス学科で31人が学んでいる。