高校歴史教科書、戦争の記憶は沖縄の「平和の礎」だけか 松代大本営跡は「負の遺産」
高校歴史教科書、戦争の記憶は沖縄の「平和の礎」だけか 松代大本営跡は「負の遺産」

今日、8月15日は81回目の「終戦の日」である。体験者が減少する中で、戦争の記憶をどう継承するかが最近ではよく議論になるが、そもそも「戦争の記憶」とは一体何なのだろう。

あの戦争を巡ってはさまざまな見方があるし、戦死者を慰霊する方法ですら外交問題になり得る。定義はなかなか難しいが、誰かの一面的な「記憶」でないことだけは確かだ。歴史の中に位置づけるのではなく、現代からあの戦争をどう振り返るか。今回は教科書のそんな視点について、書きぶりを比較してみたい。

教科書が伝える「負の遺産」

主に高校1年生が使う第一学習社の「高等学校 改訂版 歴史総合」は《戦争の記憶・「負の遺産」》(161ページ)とのタイトルで特集する。沖縄戦の戦没者の名前が刻まれた「平和の礎」や、長野県の松代大本営跡などを「負の遺産」として紹介している。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

強制動員された朝鮮人労働者についても言及があり、戦争の記憶が多面的であることを示している。教科書は、戦争の記憶を一面的に捉えるのではなく、さまざまな視点から考えることを促す内容となっている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ