元タカラジェンヌの彩月つくしさんは、宝塚歌劇団退団後、高卒認定を取得し、8年半かけて慶應義塾大学経済学部(通信教育課程)を卒業した。その経験を、自身も9年間の浪人生活を経て早稲田大学に合格した教育系ライターの濱井正吾氏が取材している。この記事は「浪人したら人生『劇的に』変わった」シリーズの一環として掲載された。
宝塚音楽学校から雪組へ
彩月さんは福岡市出身で、母親も元宝塚歌劇団員。15歳のとき、倍率約28倍の宝塚音楽学校に一発合格し、その後雪組で娘役として活躍した。
退団後、自分の教養のなさを痛感した彩月さんは、高卒認定を取得。さらにTOEIC860点を獲得し、慶應義塾大学経済学部の通信教育課程に入学した。
コロナ禍での結婚・出産を経て卒業
大学在学中にはコロナ禍での結婚、妊娠、出産を経験。仕事と育児を両立させながら学び続け、8年半の年月をかけて卒業を果たした。
「学ぶことは楽しい」という思い
彩月さんは、長期間の学び直しを経て、「学ぶことは楽しい」ということを伝えたいと話している。また、濱井氏は、浪人という選択肢が減少する現代において、長い時間をかけて学び続ける経験の価値を探るため、今回のインタビューを行った。



