東大合格者の6割が関東出身、地方の受験生が諦める「学力差ではない」理由とは
東大合格者6割が関東出身 地方の受験生が諦める理由

東京大学の合格者に占める関東出身者の割合が61.7%に達し、地方出身者の割合が減少し続けている。代々木ゼミナールが2025年4月に公表したデータによると、近畿を含むその他地区の合格者割合は20年間で52.6%から38.1%へと14.5ポイント減少した。この現状について、一般財団法人ドラゴン桜財団の代表理事で『ドラゴン桜2』編集担当の西岡壱誠氏は「地方の優秀な生徒たちが本来のポテンシャルを発揮できずに埋もれている」と指摘する。

学力が高いのに東大を目指さない理由

西岡氏は、偏差値35から東大合格を果たした経験を持ち、後天的に身につけられる「東大に合格できる頭の良さ」を伝授している。著書『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』は3万部を超えるベストセラーとなった。同氏は連載第244回で、地方から東大を目指す生徒が少ない理由について「学力差ではなく、情報や環境の差が大きい」と語る。

ドラゴン桜財団では、奨学金と教育プログラムをセットで提供しており、今期は6人の学生を支援。うち3人が関東圏以外の地方出身者だった。西岡氏は「地方の生徒たちにこそこうしたプログラムを届けるべきだ」と述べ、財団メンバー全員が地方の優秀な子たちが埋もれる現実を実感しているという。

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地方の高校生がするべきこと

西岡氏は「生まれつきの才能は不要」と断言し、地方の高校生には「東大を目指すための具体的な勉強法や情報を得る環境を整えることが重要」とアドバイスする。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)でも描かれているように、超進学校の強みは情報量と環境にある。地方の生徒も、適切なテクニックを身につければ逆転合格が可能だと強調している。

東大合格者の地域偏在は、教育格差の象徴的な問題として注目されている。西岡氏は「地方の可能性を引き出す支援が急務」と訴えている。

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