西九州新幹線の武雄温泉駅(佐賀県武雄市)から九州新幹線までの未整備区間(約50キロ)で来年度に実施される環境アセスメント(環境影響評価)に先立ち、佐賀県と国、国の外郭団体「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」の3者は26日、佐賀市内で技術検討会の初会合を開いた。国は10月めどの次回会合後、ボーリング調査などの事前調査に着手する意向を示した。
ルート定めずにアセス実施へ
未整備区間のルートを巡っては、国と県で意見に隔たりがあり、ルートを定めずにアセスを行うことで合意している。県は佐賀市南部の佐賀空港近くを通るルートに関心を示すが、国側は軟弱地盤で建設は難しいとしており、検討会で今年度中に調査してアセスの範囲の具体化を目指す。
ボーリング調査10か所程度を提案
出席者によると、機構側が武雄温泉駅と新鳥栖駅(同県鳥栖市)を結ぶラインの南側でボーリング調査を10か所程度行うことなどを提案。県側は別の地点も含めるよう求めたという。



