2025年度も阪急神戸本線が、大阪圏で最も混雑率の高い路線となった。最混雑区間の「神崎川→十三」間では、最混雑時間帯の7時27分から8時27分まで、輸送力2万4,768人(8両×24本)に対し、輸送人員は3万5,800人で、混雑率は145%(前年度は141%)だった。
国土交通省が7月28日に公表した都市鉄道の混雑率調査結果(2025年度実績)によると、大阪圏の平均混雑率は117%で、前年度から1ポイント上昇した。阪急神戸本線の最混雑時間帯は前年度から7分前倒しされ、輸送力も前年度の2万5,800人(8.3両×24本)から変更。輸送人員は前年度より減少したが、混雑率は前年度を上回った。阪急電鉄では宝塚本線が126%、千里線が124%と、比較的混雑率の高い路線となっている。
Osaka Metro中央線が137%で続く
阪急神戸本線に次いで混雑率が高かったのは、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の中央線。最混雑区間の「森ノ宮→谷町四丁目」間では、最混雑時間帯の7時50分から8時49分まで、輸送力1万3,668人(6両×17本)に対し、輸送人員は1万8,752人で、混雑率は137%(前年度は133%)だった。
2025年度の混雑率は、昨年10~11月の1日または複数日のデータをもとに計算された。中央線は輸送力が前年度から変わっていない一方、輸送人員の増加にともない混雑率が上昇し、前年度139%だった御堂筋線(2025年度は132%)を上回った。
京阪本線はダイヤ変更で134%に上昇
京阪本線は、最混雑区間の「野江→京橋」間で、最混雑時間帯の7時40分から8時40分まで、輸送力2万5,643人(6.7両×33本)に対し、輸送人員は3万3,236人で、混雑率は134%(前年度は122%)だった。
前年度の輸送力は2万7,798人(7.4両×32本)だったが、京阪電気鉄道は2025年3月のダイヤ変更後、萱島~中之島・淀屋橋間の普通を4両編成主体とし、朝夕ラッシュ時も一部の区間急行と普通を4両編成で運転している。輸送力に変更が生じる一方、輸送人員が増加し、混雑率が大幅に上昇する結果となった。
JR線では大阪環状線が最も混雑
そのほか、混雑率が比較的高い路線として、神戸市営地下鉄海岸線「ハーバーランド→中央市場前」間が129%(前年度は123%)、京都市営地下鉄東西線「山科→御陵」間が125%(前年度と同じ)だった。
大阪圏で最も混雑率が高かったJR線は大阪環状線で、「鶴橋→玉造」間の混雑率は123%(前年度は118%)だった。



