国土交通省は7月28日、2025年度の都市鉄道混雑率調査結果を公表した。名古屋圏の平均混雑率は126%で、前年度比「増減なし」だった。名古屋鉄道では4路線が140%以上となり、名古屋市営地下鉄東山線は前年度より混雑率が低下した。
名鉄:名古屋本線が最混雑、142%に
名古屋圏で最も混雑率の高い路線は、前年度に続いて名鉄名古屋本線だった。最混雑区間の「神宮前→金山」間では、最混雑時間帯の7時40分から8時40分に、輸送力2万2,252人(6.2両×34本)に対し、輸送人員3万1,503人となり、混雑率142%(前年度140%)を記録した。輸送力は微増したが、輸送人員も増えている。
同じ名古屋本線の「栄生→名鉄名古屋」間は139%(前年度138%)だった。他の路線も高く、常滑線「豊田本町→神宮前」間、犬山線「下小田井→枇杷島分岐点」間、瀬戸線「矢田→大曽根」間はいずれも141%(前年度139〜140%)。津島線「甚目寺→須ケ口」間は123%(前年度と同じ)、小牧線「味鋺→上飯田」間は122%(前年度120%)だった。
地下鉄は名城線が首位、東山線は低下
名古屋市営地下鉄で最も混雑率が高かったのは名城線だ。2024年度まで首位だった東山線は、2025年度の最混雑時間帯を17時30分から18時30分(前年度は7時30分から8時30分)に変更。最混雑区間も「伏見→名古屋」間(前年度は「名古屋→伏見」間)となり、混雑率は128%(前年度135%)に下がった。
名城線は最混雑区間を「金山→東別院」(前年度は「東別院→上前津」間)に変更し、輸送人員の増加にともない混雑率134%(前年度132%)に上昇。鶴舞線は最混雑区間を「八事→いりなか」間(前年度は「川名→御器所」間)に変更したが、混雑率は110%で変わらなかった。上飯田線は「上飯田→平安通」間で128%(前年度129%)、桜通線は「吹上→今池」間で125%(前年度122%)だった。
JR・近鉄の混雑率
JR線では、中央本線の「新守山→大曽根」間が128%(前年度129%)、関西本線の「八田→名古屋」間が113%(前年度と同じ)。近鉄名古屋線の「米野→名古屋」間は109%(前年度と同じ)だった。



