京都市は、バス運転手の不足を受け、来年4月から市バスの路線再編と減便を実施する方針を固めた。中心部の便数を維持しつつ、郊外の一部路線を廃止・統合することで、運行体制の維持を図る。
運転手不足が深刻化
市バスでは、運転手の高齢化や採用難が進み、現在も定員の約1割が不足している。このままでは、ダイヤの乱れや運行本数の削減を余儀なくされるとして、市は抜本的な見直しを決めた。
再編では、観光客や市民の利用が多い中心部の路線は、現在の本数をできる限り維持する。一方、利用が少ない郊外の一部路線については、廃止や統合の対象とし、バス停の移設や経路変更も検討する。
利用者への影響
市は、再編によって運行本数が全体で1割程度減る見込みとしている。利用者には、通勤・通学時間帯の本数確保に努めるほか、代替交通手段の案内も行うとしている。
市は今後、路線別の利用状況や地域の要望を踏まえ、詳細な再編案をまとめる。来年2月までに公表し、利用者からの意見募集を経て、4月からの実施を目指す。



