下関市の火の山公園再編整備事業の一環として、同公園の山麓部に「火の山山麓キャンプ場」(みもすそ川町)が完成し、9月19日にオープンする。大型船が行き交う関門海峡の景観と、手ぶらで楽しめる手軽さが特徴で、8月15日から利用申し込みを受け付ける。
22区画のキャンプサイト
キャンプ場は関門橋に近い国道9号北側の高台に位置し、敷地面積は約1万1600平方メートル。斜面地を利用し、高低差のある22区画を配置している。内訳は電源付きの車用(約130平方メートル)5区画、ファミリー用(約110平方メートル)11区画、1人・2人用(約40平方メートル)6区画で、利用料は宿泊が3300~5500円、日帰りが1100~3300円。
管理棟やサニタリー棟、トイレ、駐車場(17台収容)も整備。総事業費は約4億8000万円で、市の指定管理者が運営し、24時間体制でスタッフが対応する。
手ぶらで楽しめるサービス
テントやテーブル・いす、コンロなどの器材一式はレンタル可能。テントの設置・撤去や、まき・バーベキュー食材の用意をスタッフに任せられる有料サービスも提供する。
7月中旬の完工式には約50人が出席。前田晋太郎市長は「キャンプ場はプロジェクトの第三の矢だ。市内外の多くの人に火の山エリアの豊かな自然や、関門海峡の素晴らしい景色を楽しんでほしい」とあいさつし、関係者がテープカットを行った。
山頂部との相乗効果に期待
火の山公園は標高268.2メートルの火の山の麓から山頂にかけて広がる122.5ヘクタールで、再編整備事業は2024年7月に着手。山頂部では昨年11月に遊具や展望スポットがあるアスレチックエリア、今年4月に屋外展望台・ヒノヤマリングの供用が始まっており、キャンプ場との相乗効果で集客が期待される。来年度以降は、運行を終えたロープウェーに代わる固定循環式移動施設「パルスゴンドラ」や、ゴンドラ山頂駅を兼ねる屋内展望施設、山麓駅、芝生広場も完成し、グランドオープンとなる。
問い合わせは火の山山麓キャンプ場(070・5327・3636)へ。



