夏ドラマで光る「俳優力」 松村北斗、中島歩、比嘉愛未を記者が語る
夏ドラマで光る俳優力 松村北斗、中島歩、比嘉愛未

今年の夏ドラマは、演技力だけでなく独自の存在感で魅了する「俳優力」のある役者が目立つ。放送・配信中のドラマについて、朝日新聞のテレビ局担当やドラマ好きの記者が語り合う座談会では、そんな話題が盛り上がった。記者たちが注目した俳優とそのドラマを紹介する。

怪演で雰囲気変えた松村北斗

「告白-25年目の秘密-」(日テレ系)で松村北斗さんが、一人の女性に25年間片思いを続ける雪村爽太を演じている。この役について、宮田記者は「25年間も同じ女性に思いを寄せ続け、同じ高校や大学、会社に入る『ストーカー』のような役です」と説明する。

岩本記者は「『俳優力』で最初に思い浮かんだのが松村さん。怪演に引き込まれ、夢中になってつい見てしまいました」と語る。林記者は「『純粋な人間』という感じの表情を浮かべているけれど、実は悪いことをやっている。それを自分で認識していないことがわかる演技ですね」と評した。

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平岡記者は、松村さんが昨年公開された実写映画「秒速5センチメートル」で伏し目がちな主人公を演じていたことに触れ、「根が暗そうに見える人の役がよく似合いますね」と話す。

淡々と話す中島歩は「ポスト草彅剛」?

「Tシャツが乾くまで」(TBS系)に出演する中島歩さんは、バス事故で妻を失った男性を演じている。黒田記者は「淡々とセリフを話しているのに、目が引きつけられる。『ポスト草彅剛さん』のような俳優だと思いました。いろいろな作品に出ていて、今ブームが来ていると思います」と語る。

大西記者は「中島さんは、出てくるだけで怪しく見える俳優です。NHKの朝の連続テレビ小説『花子とアン』では、主要登場人物の浮気相手でした。誠実ではない役が多いですね」と指摘。宮田記者は、最近の朝ドラ「あんぱん」で主人公の夫を演じたことに触れ、「紳士らしい演技もできるし、今年テレビ東京系で放送された『俺たちバッドバーバーズ』に出た時のようなコミカルな演技もできる」と評した。

黒田記者は、中島さんが日本大学芸術学部出身であることに言及した。

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