夏ドラマ座談会:記者が選ぶ1位は「VIVANT」? 地上波と配信を比較
夏ドラマ座談会:記者が選ぶ1位は? 地上波と配信比較

夏ドラマが続々とスタートする中、恒例のドラマ座談会が開催された。今回から地上波のゴールデン・プライム帯(午後7〜11時)の作品に加え、配信ドラマの序盤も採点対象に。ミステリー作品が目立つ中、記者たちが選んだナンバー1は? ランキング形式で紹介する。

地上波と配信の比較で議論

武田記者は「地上波のドラマと大手配信サービスによる作品を見比べて、製作費は配信ドラマの方がかなり高いのでは」と感じたと述べる。一方、林記者は「地上波は配信に負けていない」と主張。テレビ東京系「リーガルビート ―逆転の法廷―」を例に挙げ、吃音のある新人弁護士がラップで弁護するという大胆な設定が「自分の思いを伝えるための手段」として丁寧に描かれ、違和感がないと評価した。

依頼人が抱える社会問題にも誠実に向き合う姿勢が光る。潤沢な予算がなくても、内容の「面白さ」で勝負できる作品がいくつもあったという。

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5位「Tokyo middle 30」:共感を呼ぶ30代の悩み

5位は、仲里依紗が主演するフジテレビ系「Tokyo middle 30」。Amazon Prime Videoの「クロエマ」を小差でかわした。武田記者は「男性の自分が見て面白いのか半信半疑だったが、すっかり引き込まれた」とコメント。「高校時代に思い描いた未来と現実のギャップ」への悩みは誰もが共感できるテーマで、登場人物それぞれが悩みを抱える人物描写が良かったと語る。

大西記者は、東村アキコの漫画を原作とする「東京タラレバ娘」や岡田恵和脚本の「彼女たちの時代」を想起。今作は中国ドラマのリブートだという。林記者は「30代女性の私には刺さりました。結婚や出産を考える年代なので、子どもがいてもいなくても誰もが悩みを抱えていることを描いてくれることに励まされます」と述べた。

4位「VIVANT」:置いてきぼりなのに面白い

4位は「VIVANT」。2023年放送時にSNSで考察が飛び交い人気を博した作品の続編だ。岩本記者は「豪華なキャストや海外ロケによる映像も魅力的ですが、今回の新シリーズの初回は『視聴者を置いていく』作りになっていたのがすごかった」と語る。登場人物の紹介もなく、複雑な物語のため事前に復習してもついていけなかったが、「それなのに、なぜか面白い。この感覚は『VIVANT』ならでは」と評価した。

武田記者は「配信ドラマに対抗でき…」と続けるが、この記事は有料部分となる。残り4028文字で、有料会員になると続きを読むことができる。

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