指宿枕崎線で「サイクルトレイン」再実施、自転車持ち込みで地域活性化へ
指宿枕崎線でサイクルトレイン再実施、自転車持ち込みで地域活性化

鹿児島県とJR九州は、利用者数が減少している指宿枕崎線の指宿―枕崎間において、自転車をそのまま列車内に持ち込める「サイクルトレイン」の実証事業を12月13日まで再び実施する。この取り組みは、沿線を訪れる機会や関係人口の増加につなげることを目的としている。

昨年度の実績と今回の変更点

昨年度は2日間限定で計8本の専用臨時列車を運行し、計54人が利用した。観光消費額は1人平均6797円だった。利用者の大幅な増加は確認されなかったものの、アンケートでは好評だったことから、今年度も継続して実施することになった。

今回は期間中の土日祝日に運行する上下線計5本の定期普通列車をサイクルトレインとして活用する。車内では係員から配布されるバンドで自転車を固定する。一般の乗客も利用するため、1本あたりの自転車持ち込み定員は5人とし、利用日の直近の金曜正午までに予約が必要。持ち込み料は運賃とは別に300円(現金のみ)となっている。

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沿線地域の将来像を議論する検討会議

同区間を巡っては、県や沿線の自治体(指宿市、南九州市、枕崎市)とJR九州が2024年8月に将来のあり方について議論する検討会議を設置し、収支改善策などを検討している。県交通政策課は「社会的、経済的価値を拡大できるよう、鉄道を生かした地域づくりの実現に向けた機運の醸成につなげたい」とコメントしている。

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