風鈴400個が涼を誘う花巻・鏑八幡神社と落差29mの滝観洞、岩手の夏の名所
風鈴400個と落差29mの滝、岩手の夏の涼スポット

岩手県花巻市東和町土沢の鏑八幡神社で、約400個の風鈴が飾り付けられ、涼しげな音を響かせている。同神社は、同市出身の宮沢賢治(1896~1933年)の代表作「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」をモチーフとした切り絵の御朱印がSNSなどで話題を呼び、全国から参拝者が訪れる。

風鈴の音色と多彩なおみくじ

チリンチリン――。階段を彩るカラフルな風鈴の音に迎えられ境内に入ると、「筆みくじ」「金運みくじ」など様々なおみくじがずらりと並ぶ。団子状の素焼きの陶器を木づちで割って厄払いをする「厄割桃」のコーナーもある。今月末まで「夏詣(もうで)」の期間中で、宮司の一ノ倉良祐さん(47)は「訪れた方に『また来たい』と思ってもらえたらうれしい」と話していた。

落差29メートルの洞内滝

住田町中心部から約15キロに位置する鍾乳洞「滝観洞」は、日本有数の洞内滝で知られる人気スポットだ。ヘルメットをかぶり、腰をかがめて洞窟内に入ると、中は気温10度程度とひんやり。狭い道を700メートルほど進むと、ドーム状の空間が広がり、落差29メートルを誇る「天の岩戸の滝」が姿を現す。滝は青白くライトアップされ、水しぶきを浴びながら神秘的な雰囲気を堪能できる。

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滝流しそばも楽しめる

洞窟の外では、半世紀以上前からの名物「滝流しそば」も楽しめる。竹型のパイプを伝って山の天然水とともに流れるそばはコシが強く、のどごし抜群。薬味の「花芽わさび」や「わさびなめたけ」もさわやかさを引き立てる。家族4人で訪れた花巻市の小学1年の男児は「水の音が涼しげで、暑い日にぴったり」と笑顔だった。滝流しそばは10月末まで。

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