北極圏のノルウェー領スバールバル諸島で、眠っていたホッキョクグマを船の警笛で起こした人物に罰金5万クローネ(約80万円)が科された。地元当局が13日に発表した。
船から警笛、クマは移動
発表によると、スバールバル諸島北東部のフィヨルドを航行していた船から、陸上で眠っているホッキョクグマが確認された。船に乗っていた一人が警笛を鳴らしたところ、クマは目を覚まして別の場所へ移動したという。当局は当該の船や人物の詳細を明らかにしていない。
環境法違反と判断
スバールバル環境法は、ホッキョクグマを不必要に邪魔したり、誘い出したり、追い回したりすることを禁じている。船に乗っていた別の人々から報告を受けた当局は、警笛を鳴らした行為がホッキョクグマを故意に妨害するものだったと判断。罰金は既に支払われたという。
スバールバル諸島は1990年代からホッキョクグマの保護に取り組んでおり、観光客や住民に対して厳しい規則が設けられている。



