津市栄町の三重県営都市公園「県庁前公園」のリニューアル工事が完了し、26日にオープンした。災害時の炊き出しやトイレに活用できる防災設備を新たに整え、地域の防災機能を高めた。
老朽化対応とバリアフリー化で工事
同公園は1972年に開園し、県民らの憩いの場として親しまれてきたが、施設の老朽化対応やバリアフリー化のため、2023年から隣接するJA三重ビルの建て替えとともに工事が進められていた。
津市の一時避難場所に指定されており、三重県は約6300平方メートルの敷地内に、災害時にふたを開けて使う「マンホールトイレ」と、かまどとして炊き出しに活用できる「かまどベンチ」をそれぞれ5基新設。屋根付きの休憩所も設け、発災時には傷病者の待機所として使う計画だ。
式典でテープカット、知事が期待
この日開かれた式典では、関係者がテープカットを行い、オープンを祝った。一見勝之知事はマンホールトイレなどを視察後、「くみ取り不要のトイレなので使い勝手がいい。災害時には避難者に使ってもらうほか、県職員も利用することで防災業務を継続できる」と期待を寄せた。



