政府は25日、東京電力福島第一原発事故後に福島県内の除染で出た土(除染土)を、仙台市とさいたま市の2カ所で再生利用する方針を明らかにした。
都外での利用は初めて
除染土は昨年7月以降、首相官邸や霞が関の中央省庁など東京都内12カ所で再生利用しているが、都外での利用は初めてとなる。国の出先機関が入る合同庁舎の敷地内にある花壇で、それぞれ約1立方メートルの土を使う予定だという。
環境相「新たなる一歩」
石原宏高環境相は閣議後会見で、「地方での実施は新たなる一歩。引き続き、国民に対して必要性、安全性について理解いただけるよう努力していく」と述べた。
政府は除染土の再生利用先を今後も拡大する方針で、今回の決定はその一環とみられる。



