平均31.8歳の「十和田西」が地元国スポVへ ゲートボール公開競技
平均31.8歳の「十和田西」が地元国スポVへ ゲートボール公開競技

国民スポーツ大会(国スポ)の総合開会式に先立ち、8月29、30の両日、十和田市でゲートボールが公開競技として行われる。地元開催での優勝を狙う男子チーム「十和田西」は、県内各地の若手エースが集まった「ドリームチーム」だ。

若手エースが集結、平均年齢31.8歳

「十和田西」のメンバーは会社員や大学生で、それぞれ仕事や勉学の合間にプレーする。平均年齢は31.8歳で、2023年には栃木県で開かれた全国大会で優勝している。

青森市で2日に行われた県大会では、主将の東亮太さん(33)がチームメートと言葉を交わしながら、慎重にグラウンド状況を確認していた。ゲートボールは1チーム5人の団体戦で、交互に球をスティックで打ち、三つのゲートを通過させ、中央のゴールポールに当てた人が「上がり」となる。ゲート通過で1点、ゴールで2点が入り、制限時間内の総得点を競う。

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一見シンプルな競技に見えるが、相手の球をコート外にはじき飛ばしたり、妨害できる位置に球を集めたりと、戦略は多様だ。この日の県大会でも、先に1人がゴールしたチームが、1人減ったため人数差をつかれて逆転負けする試合があった。

地元開催への期待と競技人口減少の課題

「お年寄りのスポーツ」と思われがちだが、十和田西の平均年齢は31.8歳。「全国大会を子どもたちが見に来るのは初めて。応援を力にして、絶対に優勝したい」と、自身も3人の子を育てる東さんは意気込む。

県ゲートボール協会の大宮仁会長は「地元開催の国スポは、競技を知ってもらう貴重な機会」と期待を込める。県内の競技人口は減少傾向で、かつては県大会も2日制で予選を含め50チーム以上が参加していたが、今年は1日のみで7チームの参加だった。

最年少メンバーが普及活動に尽力

十和田西の最年少メンバーで青森大4年の大橋至道さん(21)は、練習のかたわら競技の普及にも力を入れる。中学時代の恩師に誘われ、3年前から青森明の星高校の生徒たちのチームを指導している。

5日の練習では、7月に始めたばかりの初心者を指導し、生徒たちに交ざって練習試合をしながら「次に打つ仲間の球に近づけてみよう」などとアドバイスを送っていた。同校1年の千葉芽生さん(16)は「スポーツは苦手だったけど、ゲートボールは友だちと話しながらプレーできて楽しい」と話す。大橋さんは「同世代のプレーヤーがもっと増えてほしい。国スポを普及のきっかけにできれば」と活躍を誓う。

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