1日、熊本市内の教会で、熊本地震で犠牲になったチャン・バン・ソンさん(24)のミサが行われ、親族や同県のベトナム人ら約200人が参列した。
天井からの落下物に巻き込まれる
熊本県が2日に地震の死者として初めて公表したソンさんは、在熊本ベトナム人協会によると、地震発生時、同県甲佐町にある金属加工会社の工場で働いており、地震の揺れによる天井からの落下物に巻き込まれたという。
「仕事熱心だと聞いていた」
ソンさんは今年1月に来日したばかりで、母国に妻と子供がいる。「結婚式を挙げてないので、日本で働いて費用をためたい」と周囲に話していたという。
同協会の40歳代のベトナム人男性は「仕事熱心だと聞いていた。妻子を残して無念だろう。ミサでは涙が止まらなかった」と声を詰まらせた。国営ベトナム通信によると、この工場内にはほかにも複数のベトナム人実習生がいたが、いずれも避難して無事だったという。



