21日夜にレベル5の氾濫(はんらん)特別警報が出た秋田県由利本荘市を流れる子吉(こよし)川で、一夜明けた22日朝も排水作業が続いた。川の近くでは作業員がポンプで水を戻す作業に追われ、増水した川を不安そうに見つめる住民の姿があった。
森子地区で越水、早朝から排水作業
由利本荘市森子地区では、子吉川の堤防を越えた水が農地などに流れ込み、国土交通省や地元の土木業者らが早朝から排水作業にあたった。
秋田河川国道事務所によると、2年前の記録的大雨でも同じ場所での越水が確認された。今回駆けつけたときには水位は2・5メートルほどまで下がっていたというが、「次の雨がまた降るとどうなるかわからない。早く排水したい」と作業を続けた。
下流の由利橋でも状況確認
子吉川の下流にかかる由利橋では、水位の状況を確認する人の姿も見られた。子吉川は22日午前、レベル2の氾濫注意報に切り替えられたが、水位は高い状態が続いている。