鳥取県米子市と市循環バス「だんだんバス」を共同運行する日本交通(鳥取市)の社員らが運賃を着服したとされる問題で、市は14日、県と共に、運賃を管理していた同社米子営業所(米子市)の立ち入り調査を、今月中にも実施する方針を明らかにした。
市議会で調査方針を表明
同日の市議会総務政策委員会で市交通政策課の倉本樹課長が述べた。市によると、市循環バスは市と日本交通、日ノ丸自動車の3者が運行。市は2社に対し、年間の運行経費と運賃収入の赤字分を負担している。
現金管理体制の不備を認める
日本交通は11日に同市内で開いた記者会見で、運賃収納室の鍵を社員が自由に持ち出せるなど、営業所の現金管理体制に「不備があった」と説明。市はこうした事態を重く受け止め、県と連携し、営業所の立ち入り調査をすることにした。
倉本課長は委員会後、「現金管理の実態が不明確な部分がある。現場を訪れた上で、なぜこういう問題が起こったのか、市としての調査も進めたい」と話した。



