トビイロウンカ注意報、山口県が6年ぶり発表 過去10年で最多の19匹確認
トビイロウンカ注意報、山口県が6年ぶり発表

山口県は2026年7月13日付で、稲を枯らす害虫「トビイロウンカ」が平年より多く発生しているとして、県内全域に注意報を発表した。県内での注意報発令は6年ぶりとなる。

過去10年で最多の確認数

県農林総合技術センターによると、害虫をおびき寄せる「予察灯」を用いた調査で、5月21日から7月7日までの期間に19匹のトビイロウンカが確認された。これは平年の1.2匹を大きく上回り、過去10年間で最多の数値だという。

トビイロウンカは、梅雨の時期に偏西風に乗って中国大陸から飛来する。水稲の養分を吸い取るため、水田の一部が局地的に枯死する「坪枯れ」を引き起こすことがある。

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2020年の被害と対策

前回注意報が発令された2020年は、トビイロウンカによる被害で県内のコメが不作となった。県は農家に対し、専用の薬剤を散布するなど、早期の対策を呼びかけている。

トビイロウンカの発生は気象条件に左右されやすく、今年は梅雨前線の影響で飛来量が増加したとみられる。県は今後も警戒を続ける方針だ。

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