脱税事件の概要と判決内容
1億5000万円余りを脱税したとして、法人税法違反などに問われた広告代理業「Solarie」代表でインフルエンサーの黒木麗香被告(38)と法人としての同社の判決が15日、東京地裁であった。佐々木公裁判官は黒木被告に対し、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。同社は罰金4000万円(求刑・罰金5000万円)とした。
脱税の手口と隠した所得
判決によると、黒木被告は架空の業務委託費を経費として計上するなどの手口で、2021年1月期と23~24年1月期に計約4億9600万円の所得を隠すなどして、法人税と消費税計約1億5700万円を脱税した。
黒木被告は、SNSで「宮崎麗果」の名前で活動し、フォロワーは40万人超に上る。自著で自らを「日本一のインフルエンサー」と称していた。
ビジネスモデルと隠蔽の実態
検察側の冒頭陳述などによると、美容関連会社から化粧品などの宣伝を依頼され、黒木被告が自身のインスタグラムで紹介。販売量に応じた報酬がSolarieに入る仕組みだったが、これらの所得を隠していたという。
黒木被告は公判で起訴事実を認め、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていた。



