災害時の避難所に指定されている県内の小中学校の体育館・武道場で、冷房の設置率(5月1日時点)が50・7%と、全国平均の33・1%を上回り、全国5番目の高さとなっている。
市町村別の設置状況
文部科学省のまとめによると、設置率が100%だったのは、県と寒河江市や長井市など11市町村。中学校は89・8%だった一方、小学校は27・6%にとどまった。米沢市の女子中学生が熱中症で亡くなったことを受け、県が中学校のスポットクーラー整備費用の半額を補助したことで、設置が進んだという。
固定式空調の課題と今後の計画
一方、多額の予算がかかる固定式の空調設備の設置は進まず、小学校への配備は後回しになっている。
山形市は今年度、国の補助金を活用し、5中学校の体育館などに固定式の空調設備を導入。今後、51小中学校全てに設置する予定だ。市教育委員会の担当者は「移動式では体育館全体を冷やすのは難しい。災害時の避難所となることから、速やかに導入を進めていきたい」としている。



