栃木県鹿沼市の東武日光線・新鹿沼駅で20日午前、作業員4人が特急列車と接触して死亡する事故が発生した。線路での作業中に死亡事故が起きるのは過去にも相次いでおり、国の運輸安全委員会は安全確認を徹底するよう呼びかけてきた。
運輸安全委の指摘
運輸安全委員会は事故防止のため、作業前の確認事項として、列車の見張り役の配置場所、作業員の待避場所、列車が近づいてきたときの伝達手段などを挙げている。その上で、見張り役は見張り業務に専念し、監督役は見張りや待避が適切かを確認するよう求めている。
過去の事故の原因
過去の事故では、作業員が「慣れ」で安全への意識が低くなったり、工事の騒音で待避指示が伝わらなかったりしたことが原因の可能性があるとされた。例えば、2023年4月に発生した事故もその一例とされる。
今回の事故では、特急スペーシアX2号が作業員4人と接触し緊急停止した。周辺では東武鉄道や栃木県警などの関係者が状況を確認している。



