熊本地震2日後、車中泊の女性が熱中症で死亡 氷川町
熊本地震2日後、車中泊の女性が死亡 氷川町

熊本地震から2日後の2026年7月30日、熊本県氷川町で、車中泊をしていた70代の女性が死亡していたことがわかった。寝苦しい夜、何が起きていたのか。

「姉の様子がおかしい」

この日、町内で震度7を観測した熊本地震の2日後、60代の男性は車中泊をしようと車内でうとうとしていた。午後8時時点で、車外の気温は「33度」と表示されていた。

午後9時を過ぎたころ、「コンコン」と窓ガラスをたたく音がする。車の外には、車で数分のところに住む女性が立っていた。表情はこわばっていた。

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「姉の様子がおかしい。119番通報しているが、留守番電話になってつながらない」と女性は訴えた。緊急通報なのに、留守番電話になるはずがない。不思議に思った男性が携帯電話を見ると、女性は別の番号に何度も電話をかけていた。「熱くなってしまってる」

男性は代わりに119を押して、女性に携帯を返した。女性はその後、近くの家に向かった。女性の70代の姉が暮らしていた。

ガレージに青い軽乗用車

ガレージには、姉がいつも乗っていた青い軽乗用車があった。車の周りに、近所の人たちが集まっていた。60代の農家の男性もその一人だった。女性から「姉と連絡を取れん…」と声をかけられた。

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