戦後81年、道内各地で戦没者追悼式 根室で遺族ら85人が献花
戦後81年、道内各地で戦没者追悼式 根室で遺族ら85人

終戦から81年となる15日、根室市で戦没者追悼式が開かれ、遺族ら85人が祭壇に献花し、犠牲者を悼むとともに平和への誓いを新たにした。

根室市の追悼式、遺族らが献花

式では、石垣雅敏市長が式辞で、市関係の戦没者775人と北方領土で犠牲になった人々に触れ、「祖国の行く末を案じ戦没されたことは、忘れることができない深い悲しみ。戦後まもなくソ連に北方4島が不法に占拠され、今なお北方領土問題が解決に至っていない。返還運動原点の地として責任を果たしていく」と誓った。

遺族会会長が平和の尊さを訴え

根室市戦没者遺族会会長の角鹿泰司さん(89)は「戦争の記憶が年々風化しつつある時代においても、私たち遺族にとって、最愛の親や兄弟を失い、中には故郷を追われるなどした苦しみと悲しみは今なお心に刻まれている。二度と悲劇を繰り返さないために、平和の尊さを次の世代へと語り継いでいく責任を痛感している」とあいさつした。

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稚内市でも追悼式、105人が出席

稚内市でも同日、戦没者追悼式が開かれた。同市の戦没者は484人。式には遺族11人を含め105人が出席し、黙とうをささげて戦没者の冥福を祈った。

工藤広市長は「私たちの平和と豊かな生活は、戦没者の尊い犠牲、ご遺族の労苦、先人たちの努力の上で築き上げられた。悲惨な戦争の記憶を風化させず、命の重みと平和の尊さを伝え続けなければならない」と式辞を述べた。市遺族会会長の山崎雅史さん(75)はあいさつで「追悼式に出席する遺族、関係者も年々、少なくなっている」と話した。

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