全国最多品種のフジを誇る岡山・和気町の藤公園、開園以来の大規模改修に着手へ
岡山・和気町の藤公園、開園以来の大規模改修へ

全国最多の品種のフジを栽培しているとされる岡山県和気町の藤公園(藤野)について、同町は2026年度から大規模改修に着手する。1985年の開園以来となる本格的な工事で、工期は6年を予定している。

藤棚の老朽化と改修の背景

藤公園は、フジが自生していた原野約7000平方メートルを整備して開園した。幅7メートル、長さ約500メートルの藤棚には、沖縄県を除く46都道府県の品種と、中国や韓国産の品種を含めた計約100種類140本が栽培されている。4月下旬から5月初旬の開花時期には、県内外から数万人が訪れる全国屈指のフジの名所となっている。

藤棚は鉄製で、経年劣化によるサビを防ぐことはできず、これまでも朽ちそうな場所は、その都度緊急的に部品を交換するなどして対処してきた。しかし、全体的にサビが広がり、強度も落ちているため、大規模改修を決断した。

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工事の計画と今後の見通し

総事業費は約2億円。6年と見込む工期について、町産業振興課は、観光や幹への影響を抑えるため、開花時期や樹木が乾燥する冬場は工事をせず、幹が柱を包んでいる場所などは慎重に工事を進める必要があり、長くなっているとする。

今後、町は公園を89区画に分け、緊急性の高い区画から工事を進める。同課の担当者は「日本一のフジを長く愛してもらえるよう、安全な公園を維持していく」と話している。

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