台風15号は本州を西へ横断する異例の進路をとり、県内では11日に強風による倒木や停電、交通の乱れが発生した。福島地方気象台は13日も一部で大雨が予想されるとして、注意を呼びかけている。
強風による被害
気象庁によると、11日の最大瞬間風速はいわき市小名浜で25.8メートル、白河市郭内で20.6メートルを観測し、暴風や波浪の警報が出された。24時間降水量は、福島市土湯温泉町で88.5ミリ、川内村上川内で78ミリなどだった。
県災害対策課によると、いわき市などの道路19か所で倒木などが確認されたほか、いわき市の久之浜・波立海水浴場では風により監視塔が倒壊し、この夏の同海水浴場は閉鎖となった。
停電や交通への影響
いわき市や広野町などでは、11日昼から夜にかけて一時、約4200軒で停電が発生。JR東北線や常磐線は11日夕方以降、一部で運転を見合わせた。県によると、住宅や人的被害はなかった。
今後の見通し
気象台によると、県内では暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で13日夜にかけて大雨となる所がある見込み。13日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で浜通りと中通りが100ミリ、会津が60ミリで、土砂災害や河川の増水の危険があるとしている。



