台風13号接近、熊本の被災地で厳戒…ブルーシート張り対応
台風13号接近、熊本の被災地で厳戒…ブルーシート張り

台風13号の接近に備え、熊本県の被災地では6日、被災者や作業員が壊れた家の屋根をブルーシートで覆うなどの対応に追われた。時折強い風が吹く中、被災家屋の屋根にブルーシートを張る作業員の姿が見られた。

八代市では自衛隊と作業員が対応

約2500棟の家屋被害が確認されている八代市では、自衛隊がシートを固定させる土のうを作り、県の手配した作業員が屋根にシートを張っていた。自宅の屋根瓦が滑り落ちた同市鏡町の男性(76)宅でも作業が行われ、妻(71)は「雨漏りを防げるようになってひと安心だが、台風の風の強さや余震が心配です」と話した。

地震の被害状況

県によると、6日午後6時現在、地震に伴う死者は38人で、住宅被害は1万6425棟。6737人が県内12市町の避難所などに身を寄せている。断水は午後2時現在、約3万6880戸で続いている。

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犠牲者の氏名公表

県災害対策本部は6日、遺族の同意が取れたとして、犠牲者5人の氏名を公表した。上村孝恵さん(84)、上原弘幸さん(63)、飯田君子さん(89)、松村瑞子さん(84)、東哲生さん(62)で、いずれも八代市在住だった。

避難所の感染対策

感染症の専門家らによる災害時感染制御支援チーム(DICT)が熊本県内の避難所を巡回し、衛生環境を調べている。DICTは厚生労働省の委託を受けて組織され、5日に活動を始めた。6日は宇城市の避難所で換気状況や体調不良者用の部屋の有無などを確認した。

県内の避難所では新型コロナウイルスの感染者が確認され、猛暑で食中毒の危険性も高まっている。DICTの調整本部長を務める泉川公一・長崎大病院感染制御教育センター長は「災害時、感染者が出ると混乱することがある。未然防止が大事だ」と話した。

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