多摩動物公園(日野市)で、ライオンの雌3頭が先月28日から今月2日にかけて相次いで死んだ。東京都と東京動物園協会が3日、発表した。
解剖の結果、いずれも全身の脱水や多臓器不全が確認され、死因は熱中症とみられるという。
死んだのは「ムギ」「イチゴ」「ルエナ」
同公園では先月時点で雄5頭、雌11頭の計16頭(1〜20歳)のライオンを飼育していた。このうち死んだのは、ムギ(3歳)、イチゴ(11歳)、ルエナ(15歳)の3頭。
猛暑で10頭が体調不良に
7月中旬以降、急な猛暑が続いた後、園内のライオン10頭が食欲不振や活動低下などの症状で治療が必要な状態になり、先月23日以降は展示を中止していた。
現在も雄2頭、雌1頭の体調不良が続いており、治療を続けている。
多摩動物公園で初の暑熱死亡事例
同公園は1964年にライオンの飼育・展示を始めた。都の担当者は「暑熱が原因でライオンが死んだ事例は、多摩動物公園ではこれまでにない」としている。



