石川県白山市の手取川ダムの貯水率が20%を割り込み、25日午後8時現在で17.9%まで低下した。平年のこの時期は約60%だが、少雨の影響で大幅に下回っている。水道水への影響は現時点ではないものの、一部の農業用水で取水制限が実施され、県は節水を呼びかけている。
県内最大の水がめ、貯水率は平年の3分の1以下
手取川ダムは県内最大の水がめで、総貯水量は2億3100万立方メートル。加賀市から七尾市まで県内13市町に水道用水や工業用水を供給している。
ダムを管理する国土交通省金沢河川国道事務所によると、夏季の最低貯水率は16.7%(2023年9月21日)で、今後まとまった雨がなければ下回る可能性もあるという。
農業用水で取水制限、水稲への影響は最小限
県は一部の農業用水について、今月7日から夜間の取水量を通常より約1割減らす制限を始め、24日からは終日25%減らしている。
早稲の収穫は終了しており、県農業基盤課の担当者は「水稲への影響は最小限だ」と話す。
水道水への影響はなし、節水を呼びかけ
県水道企業課によると、水道水は通常通り供給可能で県民の暮らしに影響はないという。山野知事は「暑い日が続き油断はできない。改めて節水を意識してほしい」と呼びかけている。



