仏東部で小型機墜落、スカイダイビング初挑戦の看護師ら11人死亡
仏東部小型機墜落、看護師ら11人死亡

フランス東部ムルトエモーゼル県で28日、スカイダイビング中の小型機が墜落し、搭乗者11人全員が死亡する惨事が発生した。仏国内で起きた小型機による航空事故としては過去最大級の規模で、地元社会に衝撃が広がっている。

看護師5人が初挑戦、インストラクターらも犠牲に

ムルトエモーゼル県のイブ・セギ知事によると、墜落によりインストラクター5人、生徒5人、パイロット1人の計11人が死亡した。同県の看護評議会は、死亡した生徒5人がいずれも県内で働く看護師であり、初めてのスカイダイビングに挑戦していたことを明らかにした。

フランス航空事故調査局(BEA)は、定期旅客便や軍用機を除く民間小型機やレジャー機の事故としては、犠牲者の数で過去最悪と位置づけている。

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現場は住宅地近く、家族も目撃

事故現場は民家のすぐ近くで、地元当局によると最も近い建物からわずか数メートルの距離だった。近隣の都市ナンシーのマチュー・クラン市長は「生徒たちはタンデムでのスカイダイビングの撮影を準備していた。大切な人たちの目の前で命を落とした」と述べ、当時看護師らの家族が現地を訪れていたことを明らかにした。現在、医療および心理サポートチームが家族のケアにあたっている。

運輸相「30年で最悪」、原因調査中

現場を視察したフィリップ・タバロ運輸相は「パラシュートジャンプに関わる航空事故で、これほど深刻なものは約30年間なかった」と述べ、惨事の規模を強調した。東部の都市ナンシーの検察当局は、事故原因はすぐには明らかになっておらず、技術的な調査を開始したと発表。フランス航空事故調査局も詳細な原因究明を進めている。

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