静岡県西部の7消防局・消防本部は25日、スーパーマーケット運営の「マックスバリュ東海」(浜松市中央区)とドラッグストアチェーンの「杏林堂薬局」(同)の2社と、災害時の物資供給に関する協定を結んだ。地震など大規模災害の被災地に消防隊を派遣する際に、隊員が現地で必要とする食料品や日用品を両社が優先的に供給する仕組みだ。
参加する消防局と供給の仕組み
協定に参加したのは、浜松、湖西、磐田、掛川、菊川、御前崎の6市と袋井市森町広域行政組合。両社は消防の要請を受けて、自社の店舗や物流網を活用して指定された場所に物資を届ける。消防側は、派遣のたびに物資を調達する手間が省け、スムーズな出動が可能となる。
関係者の期待と意義
25日の協定締結式では、那須田育生・浜松市消防長が「迅速かつ確実に食料などが得られる体制となり、隊員の活動環境を大幅に改善できるとともに、被災地への質の高い支援につながる」と期待を示し、小河路直孝・杏林堂薬局社長は「インフラ(社会基盤)として県外の人々(への支援)に協力するのは、我が社にとって新しい役割を担うことであり光栄だ」と述べた。



