兵庫県新温泉町は10日、令和8年熊本地震で被災した熊本県宇城市の避難所に、大規模災害時に備えて今春導入した「移動式トイレカー」を派遣した。被災地で活用するのは、今回が初めてとなる。
町は、2024年の能登半島地震で、避難所でのトイレ不足や衛生状態が課題となったことから、トイレカー3台を購入した。軽トラックを改装したもので、イベント会場で活用していたが、県の指示でうち2台を避難所となっている同市の小学校に派遣することになった。
この日は町役場で出発式があり、現地で運用に携わる職員3人がトイレカーと公用車に分乗して現地へ向かった。残る1台も13日から派遣する。いずれも派遣期間は10日間の予定。
被災地の衛生環境改善へ
西村徹副町長は「被災地に早く届けるというのがトイレカーの存在意義。スピーディーに派遣できた」と話していた。



